40代女性が「美しく進化し続けるために」! 注目の記事 PICK UP!

【女性起業家に学ぶ 本当に好きなことを仕事にする生き方】 フラワーデザイナー折田さやかさんインタビュー

Lovely40ty編集部です。
「私、お花の店やります」と覚悟を決めて会社を退職した折田さん。本当に好きなことで生きることを体現している方であり、芯の通ったしなやかな考えを持ちながら活躍しています。
現在、フラワーデザイナーとして「SARAH GAUDI」(サラ・ガウディ)というブランドを運営、主にハンドメイドでのアクセサリー制作やフラワーアレンジメントに取り組んでおり、企業とのコラボでワークショップを開くなど、精力的に活動されています。
また、始めて1年目で出版社から声がかかり、ご自身のハンドメイドの本を出版され、2年目にさらに2冊目と、たくさんのチャンスを掴んできました。
好きなことを仕事にし、さらに女性として美しく今を生きる輝く姿の秘訣をインタビューしてきました。今から何かを始めたいと思っている方必見です。

 

目次

 

【自然が大好き。“好き”を続けることと、“仕事”にすること】

昔から草花の色や形を見るのが好きです。どうしてこんな形をしているんだろう…!と考えるのが好きでした。また、モノづくりも大好きで、幼いころから色んなものを作製していました。
そんななか出会ったスペインの建築家ガウディ。自然界が生み出す姿かたちを取り入れた彼の建築物が大好きになりました。
私も、草花や自然の美しさを生活に落とし込む事で、楽しんでもらえるものを作りたいと思うようになりました。

自分がやりたいことに関してする努力はできる

営業・宣伝広報・作製・発送・打ち合わせ・新商品の考案…挙げ出したらきりがありませんが、はじめは様々なことを自分でやることになります。
「自然の美しさを作品に落とし込み人に届ける」ことが目的ですが、それを持続させるためにやらなくてはならない作業が山ほどあります。
どうやったら良いのかわからなければ、逐一本を読んだり人に聞いたり頼んだりしなくてはなりません。
また、ご提供する作品もどんどん進化させていくことが必要です。
そんな努力ができるのは、「目的」=「自分が大好きなこと」だからです。
何か始めたいと悩んでいる方は、好きで続けられることに、プラスお金を生み出すにはどうしたら良いのか、という考え方をしてみるのも一つの方法です。
「お金儲けしたい」→「何しよう?」ではありません。
初めからたくさん稼ぐことが目的なら、こんな家内制手工業は始めないです(笑)
ただ、“これに対する努力なら続けられる”という事柄を探すことだと思います。
そんなこといわれても、自分は何がやりたいのかわからないという人は多いと思います。それを見つけるポイントは、純粋に楽しいことだけを選択し続けていくこと!迷ったら、楽しいか楽しくないかで決めるのが良いと思います。それができる環境や関わってくださる人々に感謝をして、自らが楽しんでいけば、その輪は広がってくれるはずです。

SNSで広げる力をつける

今の時代、新しく何かを始める方にとってSNSは重要ですよね。
私も今でも、お仕事の話をいただくきっかけの一つはSNSです。
そのためSNSは「発信し続ける」ことが必項です。
私の場合インスタグラムがとても相性がよく、当初からずっと発信し続けています。写真でダイレクトに世界観を伝えることができ、「作品を届ける」ことにつながりやすいからです。また、もともと文章が苦手だったので、視覚にうったえる方法ならば続けられると感じました。
人により、始める活動や得意な発信方法はさまざまだと思います。
写真はもちろん、思いを文章にする、動画で届ける、ラジオ風に配信するなど、自分に合っていて続けられる発信方法を選んでみてください。
発信しても見てくれる人がいないと、、、と思われる方がいるかもしれません。
私の場合は思いつく限りのことを地道にやっていきました。
まずはコンセプトに合った投稿で統一すること。また、お店に合う人気のハッシュタグをとにかく調べ上げたり、ページへの「いいね」を応募条件にした作品プレゼント企画をしたり。
そういった地道な努力を続けることで、少しずつ興味をもっていただき、フォロワーさんや共感してくださる方は増えていきました。
少し工夫すれば、意外とできることがたくさんあるんです。

SNSでのご縁から本を出版

そんなSNSやネット販売等を初めて1年弱の頃、ブランドページを見た出版社さまからお声かけいただき、一冊目の本を出版しました。お話をいただいた時にはとても驚きました。担当の方とたくさんお話して、不安や疑問を取り除き、思い切ってやろうと決めました。たくさんの方に気に留めていただき、翌年には2冊目の出版に至りました。
それから徐々にワークショップや企業様とのつながりもでき、今は4年目になります。

【仕事の取り組み方の変化】

活動を発信→②需要への柔軟対応→③需要を生み出す営業活動へ

最初は自分の作品の世界観やできることを発信していましたが、出版の経験や企業様とのお付き合いの中で「こんな作品・イベントをつくりたい」という声から活動広げることが多くなりました。
「私はこれじゃなきゃできません」とか「いままでやったことないし…」と枠を自分で決めてしまわないことです。様々な物事に興味を持って、求められている事に最大限答えていくことが大切に思います。
そうして、関わってくださる方々に自分を育てていただいています。

私の軸は「自然の美しさを落とし込んだ作品を楽しんでもらうこと」です。その軸からずれない限り、たくさんのことにチャレンジして、技術も経験も広げていくようにしています。
始めたころには小さなアクセサリー作製のみでしたが、フラワーアレンジメントをしたり、ウェディングアクセサリーをつくったり、ワークショップをしたりと、もう、色々しています。その技術向上のためには、常に時間もお金も惜しみません。
また、自分にできることが増えていくと、さらに次の段階へ進みました。
お仕事をしてみたい企業様への飛び込み営業です。
フラワーフェアやホビーフェアなどに足を運び、出店企業様とつながりを作っていきました。その企業様が出している商材への思いを伝えたり、その商材で自分ができることをアピールしたり。
「それならこんなことお願いできるかな!」と需要を生み出していくのです。
そう簡単ではありませんが、失敗しても改善してめげずにアタックします。
10回に1回しかお話を聞いていただけない現状があるならば、5回に1回…2回に1回になるように…と少しずつ努力します。私自身うまくいかないことばかりですが、確実に成長につながると感じています。

 

 

【「オリジナルを身につけたい」その声にお応えしています】

どんなアクセサリーを作っていますか?


「晴れの日」に身につけるアクセサリーが多いです。
ご自身の結婚式はもちろん、ご友人様の式の参列でつけるもの、お着物を着られる方の花飾り、帯留めをつくりたいというお声もいただいています。他には成人式や、お子様の入学式・卒業式に親子でおそろいのお花をつけたい、など様々なお声にできる限り対応しています。
特に花嫁様とは直接お話をお伺いし、時間をかけてそのご夫婦だけのオーダーメイドブーケや花冠を作製します。
フリーのウエディングプランナーさんからもインスタグラムなどでお問い合わせをいただくことがあり、一緒に協力しながら花嫁様のご要望にお応えしていきます。
ネット販売や書籍では、普段用のピアスやバレッタなど、華やかすぎないものもご紹介しています。
ワークショップでお作りいただくのも、そのような普段使いのアクセサリーが多いです。

 

 

ワークショップについて教えて下さい

飲食店様で自主開催させていただいたり、ららぽーとなど商業施設でのお客様を集めるイベントとしてご依頼をいただいたりします。
ワークショップでは、十数種のお花から好きなものを選んでアクセサリーにしていただく企画が多いです。
小さなアクセサリーに加工しやすいよう、草花を花びら、茎、葉など部分ごとに細かくしたものをご用意します。
部分的に見てみると、自然の美しさや形の面白さにフォーカスがいくという狙いもあります。
実際に「体験してもらう」ことによって、身に着けるお花をより身近に感じていただきたいとの思いがあります。

体験型イベントがお好きな方や、主婦さん、親子でのご参加、会社勤めの女性の方など様々な方に楽しんでいただいています。

 

 

【お花で一番喜んでもらえるウェディング。目標はもっとそれに深く関わること】

ウェディング多様化のオリジナル需要。ハンドメイドはそれを提供できる

 

ウェディングの業界は決まり事が多く、なかなか他業界が入りづらい傾向にあります。ですがハンドメイド業界の要素をプラスすることで、さらに柔軟で需要に合ったウェディングサービスを提供できると感じます。
私のようなお花のハンドメイドだけでなく、手作りの招待状やテーブルのディスプレイ、空間表現などを手掛ける方がここ数年でとても増えています。
ウェディングの形式も多様化し、式場の決まりきったプランから選ぶよりも、オリジナル感のある式を挙げたいと考えるご夫婦の声もたくさんお聞きします。また、最近ではアマゾンが手作りに特化したウェディングショップをオープンするなど、その需要に答える企業やサイト・アプリが続々登場しています。今後もさらに、型にはまらない結婚式の需要が高まっていくと思います。この流れを敏感に把握しながら、より多くのご夫婦の願いを叶えられるような人脈力・技術力をつけていきたいと思います。いまは、業界を超えて共感くださる素敵な方々に出会い、少しずつお手伝いをさせていただくところです。

 

 

【新しいコミュニティーで自分を見つめること】

何かを始めたい方へ。
私の場合、新卒で普通のOLとして働き始めて数年、漠然と「なにか自分でやってみたい」とおもったのが今の仕事になるきっかけです。26歳くらいだったと思います。とにかく色んな方にその思いを話しました。友人や先輩にも、初めてお会いする方にも。
固まっていない気持ちを第三者に話すと、なんでそう思ったの?と色んな疑問を投げかけられます。
その答えを考えることで、自分自身の気持ちや考えの甘さ、方向性などが整理されていきました。
一人で考えてると全然解決しないことも、発信すると道が見えたりします。
また、主婦さんならママ友など、似た生活の方が集まるコミュニティに偏ってしまいがちですよね。
ぜひ意識して様々なタイプの人と出会える場所に飛び込んでみてください。
そこで悩みや思いを素直に話してみてください。自分では想像もできなかったような考えや糸口をくださる人が必ずいます。そんなふうに、たくさんの人と話をして、その人の言葉に興味をもってみること。
私なんか、と思わずに未知のコミュニティーに参加してみることは大切です。
何かやりたいです!という気持ちだけでも、発信する勇気を持つと、変わると思います。この記事が少しでも、どなたかの楽しい仕事のきっかけになることを願っています。

折田さやか
Instagram
https://www.instagram.com/sarah_gaudi/

ショッピングサイト
http://sarahgaudi.thebase.in/

Facebook
https://www.facebook.com/sayaka.orita.3?

https://www.facebook.com/sarahgaudi

関連記事

  1. 【女性起業家に学ぶ 本当に愛される生き方】恋愛コンサルタント・ 山本のぞみさんインタビュー(第2回目…

  2. 理想の結婚に必要なものとは?【波乱な人生体験から導き出された答え】ベストパートナースクール代表 吉田…

  3. プラス思考になる為の具体的なトレーニング方法②

  4. 【ピンクの下着で女性ホルモン活性化!?】色が与える身体への意外な影響とは?(動画付き)

  5. プラス思考になる為の具体的なトレーニング方法①

  6. 【勤めながら好きなことも仕事に】素敵女性に学ぶ 本当にワクワクするための働き方  温泉ソムリエ・菅野…

  7. 約3万人を見てきたマリッジコンサルタントが語る。 上手くいくためには、固定概念を持たず、「可能性を見…

  8. 嫉妬をコントロールしたい人に見て欲しい『嫉妬の正体』とは?

  9. 本当の結婚相手と結ばれたときの実例エピソード

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気記事

最近の記事

ピックアップ記事

  1. プレミアムフライデー特別企画 黒川温泉にご招待!
  2. 就寝前におすすめ!安眠アーサナ
  3. 「つい嫉妬してしまう…」嫉妬深い人の3つの特徴とは?
  4. 「幸せ度」を上げれば嫉妬は消える!?嫉妬を和らげる為の「幸せ度」を上げるコツ

おすすめ記事

美活プラザ
PAGE TOP