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【勤めながら好きなことも仕事に】素敵女性に学ぶ 本当にワクワクするための働き方  温泉ソムリエ・菅野 静さんインタビュー(第2回目/全2回)

Lovely40ty編集部です。
「自分自身がプレイヤーでいたい」と、大手広告企業を退職してから、大好きな温泉に携わることで、地域創生プランナーや温泉ソムリエ取得等、様々な道を開拓し始めた菅野静さん。
2015年は50箇所、2016年は79箇所の源泉を巡りました。また、温泉入浴指導員・温泉ソムリエ・温泉観光実践士も取得したそうです。

しかし、全国の温泉地を巡る中、日本人もあまり知られていない様々な問題意識にも直面したそうです。

「モヤモヤすると答えがないのが嫌で行動して仮説を立てていく」というアクティブ派の菅野さんが感じている「今」を教えてもらえることは、とても共感出来る内容でした。

「温泉ソムリエ」という肩書きを持って「社会で役に立ちたい」という思いを繋げていく姿を取材してきました。
菅野さんの思いを全2回でお伝えします。
今回は第2回目。以下の内容でお届けします。


バックナンバーはこちら↓
【勤めながら好きなことも仕事に】素敵女性に学ぶ 本当にワクワクするための働き方  温泉ソムリエ・菅野 静さんインタビュー(第1回目/全2回)

地方創生・まちづくりに携わる仕事を!

今のお仕事である地域創生のプランナーを始めることになりました。
地方に多くある魅力を見つけ出して、ともに育て、地元の方々が自発的に取り組めるしくみをつくり、自走できるまで、一緒に伴奏していきます。
地方産品のブラッシュアップや販路開拓、商業・観光の持続可能な仕組みの提案と実施等を手掛けています。
今後は、温泉観光のお仕事を増やしたり、イベントを仕掛けてみたりしようかな、と感じているところです。

地方創生には、まちづくりや人づくりが大事ですね。
その地元にいるプレイヤーではないので、私の現在の立場からは「温泉の旅」に新しい価値をつくり、送客していくしくみをつくって、地元のプレイヤーのみなさんと共同で進めていければと考えています。

今後、日本の人口が減っていくことと比例して、町や生活圏内が小規模になっていくことはもう決定していると言えます。
人口減少はもう止められないんですよね。
でも、が少ないことがダメなわけではなくて、小規模だからこそ行政のサービスも質が高くなっていったり、生活基準がもっと豊かになったり、地域の暮らし方のバリエーションが豊かになるかもしれません。
ひとつではない多様な価値観や暮らし方、生き方があってよいと思います。
 

モヤモヤしているのが嫌だからこそ、行動を起こす

モヤモヤしていることに答えがないのが嫌なんです。
間違っていても、仮説を立ててひとつ行動してみて答えを出していきたい。
その答えを出すにはどうしたらよいのかを考えて、自分のモヤモヤの棚卸しというか、なにが原因なのかということと向き合って、今のままではダメとか、こっちの道だとか、そういう事柄を解決するためにこれまでも行動していきました。
祖谷や高千穂への旅も、次なる自分を見つけるための旅だったのかもしれませんね。
今は、この温泉への愛をなんらか形にして、社会に役に立ちたいと考えています。
でも、自分のできる規模は小さいので、それでまたひとつモヤモヤしています笑。

温泉ソムリエとしてのこれから

私は、イベントがやっぱり好きだということに気づきました。
広告の中で唯一、イベントだけが消費者・広告主・作り手が同じ場に集まることができるんですよ。
全員がその場を分かち合えて喜びをダイレクトに感じられることが好きで、かつてイベントを生業にしていて辞めてしまったのですが、改めて自分の大切な要素なんだと感じています。

広告だけではなく、地方創生においてもそうです。「分かち合える場所と時間をつくること」が、今は何においても必要なのではないかと感じています。
 
また、上海で出会った広告主との出会いも、私の大きな要素になっていることがあります。
このクライアントとは、商品販促だけではなくて、その商品を通じた価値観や生活感とか、その先のライフスタイルをつくるということを徹底的に議論したり、気持ちを共有しあえたりしたんです。

そこで学んだことが、単なる商品のPRではなく、その商品やサービスがもたらすライフスタイルや本物の価値があるところまで見越していく、ということです。そういったものしか残らない時代になっていくんじゃないかなと感じています。私も温泉で、新しい価値を作っていきたいですね。

なので、温泉でイベントもして場所と時間を分かち合うようなことをしていきたいですし、新しい温泉の価値を伝えたり、一緒につくっていったりできるようなメディアもつくっていきたいですね。

現在「湯治」というカテゴリーでコラムを書いています

湯治というのは、日本古来の養生法で、温泉の力で心身を癒すことを指します。
かつては武士たちが温泉の力で傷を癒すとか、農民のおじいさん・おばあさんも1年の田畑作業を終えて数か月湯治をしていたらしいです。
今は医学が発達して、そのような伝統的な療養法が忘れ去られているようですが、私自身が温泉巡りをしている中で、生活の中に温泉がどんどん入ってくることで、風邪をそういえば引いていなかったり、擦り傷がいつの間にか治っていたりしたことに気づいてから、湯治の力を信じるようになりました。
例えば風邪は薬では治りませんが、病院に行くとお薬が出ます。おかしいですよね。
でも温泉に入ることで 自分の本来持つ自然治癒力を取り戻すことができて、風邪を乗り越えられる体づくりができるんですよね。
実際、温泉巡りをしていた去年の1年間は風邪もひきませんでした!それは、温泉で体を徹底的に温めたからかも、と感じているんです。
だから忘れ去られてしまった湯治という文化を改めて現代的に定義して啓蒙していけたらと考えています。
そこで現在、ある旅行サイトで、湯治を切り口に記事を執筆させてもらっています。
温泉を切り口にやりたいことは、温泉が湧くようにふつふつとアイデアが湧いてきています。
ひとつひとつ、モヤモヤを解決しながら、着実に実現できればと思っています。
年齢的にライフステージが変わっていきますが、これからもワクワクしながら働いていきたいですね。


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【勤めながら好きなことも仕事に】素敵女性に学ぶ 本当にワクワクするための働き方  温泉ソムリエ・菅野 静さんインタビュー(第1回目/全2回)

「湯治女子インスタグラム」https://www.instagram.com/onsen_touji_girl/(他サイトへ飛びます

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